自己破産に陥った悲惨な人生①

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自己破産経験談

この記事をご覧になっているということは自己破産について調べているはずでしょう。

私もこの記事を執筆した数か月前に自己破産をした一人です。

私が実際に体験した自己破産を紹介することで、自分が同じ過ちを犯さないように戒めとすると同時に、現在借金で悩んでいる方へのアドバイス、もしくは今のあなたの人生のプラスになればと思います。

まずは自己破産に至るまでの概略を述べ、多額の借金を背負うことになった理由や自己破産時の手続きなどの細かい内容、また、その後の生活については追って記事を更新していきたいと思います。

まず、自己破産した時点の私の簡単な自己紹介から

  • 年齢:30代前半
  • 性別:男性
  • 年収:約400万円
  • 借金額:約750万円
  • 弁護士費用:約45万円
  • 弁護士への相談から免責決定まで:約9か月

まずは一番気になる部分は借金額だと思いますが、免責確定時の借金額は合計で約750万円でした。

ただし、この金額には免責確定までの数か月間で延滞料金も加算されていますので、自己破産をしようと弁護士に相談した時点では700万円程度だったと思います。

この金額を見てあなたはどう思いますか?多いと思いましたか?少ないと思いましたか?

もしかしたら住宅ローンやカーローンのある方なら意外と大したことが内容に思うかもしれませんが、私の抱えていた借金の多くは散財によるものであったため、その支払いに追われるのは苦痛でした。

弁護士へ自己破産の相談をした時点での借金の内訳を紹介しましょう。

  • 奨学金…300万円
  • クレジットカードA…リボ払い残高150万円
  • クレジットカードB…リボ払い残高70万円
  • クレジットカードC…リボ払い残高10万円
  • 銀行カードローン…100万円
  • 緊急小口資金+総合支援資金…80万円

ざっくりの計算ですがこれで合計700万円オーバーです。

ちなみに破産手続き直前の毎月の返済額は10万円を超えていました。

月の手取りは残業の有無にもよりますが、20万円あれば良い方で20万円に満たない月もありました。

毎月必ずかかる費用(いわゆる固定費用)は

  • 家賃5万円
  • 携帯料金1万円
  • 保険料2万円
  • 駐車場代6000円
  • ガソリン代1万円。

この生活費と借金の支払いをすると、もう手元に残るお金はありません。ボーナス月で少し増えた預金残高を月々の支払いで減らしていく生活だったため、なんとか生活できているような錯覚でしたが実質的にはマイナスだったでしょう。

ちなみに、母親とともに実家暮らしなのですが、家賃は私が支払っています。光熱水道費、食費を考えなくても良いのが救いです。(といっても外食が多くそれなりに食費もかかっていましたが…)

そして親も裕福ではなく、頼ることはできないので、自分で何とかやりくりをしていくしかありませんでした。

さらに、上記の他にももちろんお金は必要で、物欲も抑えきれず、必要なものがあればクレジットカードを使用してリボ払いにするという最悪の悪循環。

いわゆる多重債務という状態が数年間続いており、この数年間、自分の人生が破綻しているのは十分に理解していましたが、現実に目を向けることができず問題を先延ばしにし続けていました。

度重なる支払い遅延、それによるクレジットカード会社からの督促の電話で精神的に参ってしまっていました。

この時頻繁に頭に浮かんでいたことといえば

もう人生を終わらせて楽になりたい

という危険な考えでした。

でもどうせ人生終わらせるならリセットのチャンスを活かしてみようと思い、意を決して弁護士へ債務整理の相談をし、自己破産を進める手続きを進めることにしました。

そしてここから自己破産へ向けて様々な制限を受ける生活を送っていくこととなります。

この続きは次回の記事でお話しします。

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